外壁塗装「上塗り」塗料と工程のすべて【地域密着の岐阜市・各務原市・美濃加茂市の屋根工事・外壁塗装・防水工事専門店feelgood】｜現場ブログ｜フィールグッドfeelgood

外壁塗装「上塗り」塗料と工程のすべて【地域密着の岐阜市・各務原市・美濃加茂市の屋根工事・外壁塗装・防水工事専門店feelgood】

外壁塗装 2023.12.16 (Sat) 更新

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　外壁は雨や風、紫外線から家を守ってくれている、重要な役割があります。しかし、経年劣化により、定期的なメンテナンスが必要となります。このメンテナンスは、一般的に外壁塗装工事として行われ、そのためには専門業者への依頼が必要です。工事を行う前には、見積書を作成してもらい、工事内容の説明があります。その中で、“上塗り”という項目が必ず含まれているでしょう。今回は、外壁塗装工事において不可欠な上塗りについて詳しく解説していきます。

“上塗り塗料”と“下塗り塗料”の違いは？
上塗り工程の役割は？
上塗り塗料の種類は？
① アクリル樹脂を主成分としたアクリル塗料
② ウレタン系樹脂を主成分としたウレタン塗料
③ シリコン塗料
④ フッ素塗料
上塗り塗料の選び方
～最後に～

“上塗り塗料”と“下塗り塗料”の違いは？

外壁塗装の手順においてよく気になるのが“上塗り塗料”と“下塗り塗料”の違いです。

通常、外壁塗装の工程は下塗り→中塗り→上塗りの順に進みます。一部の業者では、中塗りを上塗り１回目と上塗り２回目に分けて言うこともあります。

最初に使用するのは“下塗り”塗料（シーラー・プライマー・フィラーなど）で、これは次に塗る塗料を剥がれにくくする重要な役割を果たします。また、外壁面を塗装できるように準備する役割も担っています。家の状態によっては、下塗りを２回以上行う必要があることもあります。

“中塗り”は、上塗り塗料と同じものを使用します。そして“上塗り”は、最終工程で美観に関わる大切な塗装です。上塗り塗料の選択には、下塗り塗料とのバランスも考慮する必要があります。

上塗り工程の役割は？

上塗り塗料には、遮熱性や耐久性、機能性などの塗料の特性があります。これらの特性を引き出すために上塗りに使用することで、塗装面に様々な付加価値をつけることができます。また、ツヤや見た目の仕上がりに大きな影響を与える工程であり、非常に重要な役割を果たしています。もしも、上塗りを怠ると塗料の機能性が発揮されず、美観も損なわれてしまいます。上塗り工程は、お家のメンテナンスにおいて不可欠な工程と言えます！

上塗り塗料の種類は？

様々な機能性を備えた上塗り塗料が存在しますが、その中でも代表的な４種類をご紹介いたします。

① アクリル樹脂を主成分としたアクリル塗料

他の上塗り用塗料と比較して最も経済的な特徴があります。
紫外線に弱くひび割れが発生しやすいデメリットがあります。
耐用年数は5年から7年と比較的短いです。

② ウレタン系樹脂を主成分としたウレタン塗料

光沢のある仕上がりで、ツヤのある仕上がりを好む方に適しています。
弾力性があり、外壁のヒビ割れを防ぐ効果もあります。
紫外線や水分に弱いデメリットがあります。
耐用年数はおおよそ7年から10年です。

③ シリコン塗料

住宅での塗装工事で一般的で、耐熱性や耐久性に優れています。
塗装が剥がれにくい特徴があります。
耐用年数は10年から15年ですが、弾性が低いためヒビ割れしやすいデメリットもあります。

④ フッ素塗料

耐久性や耐熱性が他の塗料よりも優れており、大型の建物でも使用されます。
紫外線や雨、汚れ、カビなどの劣化原因に強いです。
光沢が長持ちし、長期間美しい仕上がりを維持できます。
耐用年数は12年から20年と非常に長寿命ですが、性能が高いためコストが高いデメリットもあります。

上塗り塗料の選び方

塗装するパーツとの相性が大切ですので、適切な上塗り塗料を選ぶことが必要です。木材や鉄部など、塗る場所が多岐にわたる場合は、各部材に最適な塗料を選ぶことで効果を十分に発揮できます。また、耐用年数とコストの観点から選択することが一般的です。ランニングコストも考慮に入れ、お家に最適な上塗り塗料を選ぶことが大切です。