THE ガルバリウム鋼板 vol.4
こんにちは！
岐阜市、各務原市、美濃加茂市 地域密着の屋根工事＆外壁塗装門店フィールグッド
中野です(｀・ω・´)ゞ
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いつもブログをお読み頂き、誠にありがとうございます！
さて、「THE ガルバリウム鋼板」引き続きvol.4お届けしま～す。
これまで、主に外壁にガルバリウム鋼板をした使用した場合を紹介してきましたが、
ガルバリウム鋼板は、もちろん屋根素材としてもその本領を発揮します。
「THE ガルバリウム鋼板 vol.1」でも少し触れましたが、
今回は屋根素材としてのガルバリウム鋼板をもう少し掘り下げて見ていきましょう❣
屋根素材としてのガルバリウム鋼板
ガルバリム鋼板の屋根
🌟メリット🌟
1.「耐久性」
ガルバリウム鋼板は、亜鉛鉄板の犠牲防食機能（亜鉛が犠牲となって腐食する事により鉄の腐食が防止されること）と
アルミの長期耐久性を併せ持っているため、従来のトタン屋根に比べ3～6倍の耐久性をもっています。
2「耐熱性」
ガルバリウム鋼板は、1～3ｍｍ程度と非常に薄い素材であり、重さも瓦の10分の1程と、とても軽量です。
屋根の重さは地震の際、家の耐久性に影響を及ぼします。
ガルバリウム鋼板は、家屋の躯体への負担を軽減し、瓦などに比べ地震の揺れに強くなっています。
3「加工しやすい」
ガルバリウム鋼板は、メッキ層が柔らかいため、複雑な折り曲げが可能です。
これにより、様々な形状の屋根に対応する事が出来ます。
ではここで、デメリットを見る前にブレイクタイム☕
ガルバリムの歴史を少し・・・
ガルバリムの歴史
金属屋根の歴史は古く、江戸時代に作られた城などや神社仏閣等は銅瓦が使用されていました。
高価であったため、一般的にはスズでメッキ加工したブリキが普及しました。
銅板はリーズナブルで加工しやすいという特徴はありますが、
湿気の影響を受けやすく錆びや腐食といったデメリットがありました。
そこでスズをメッキ加工することでデメリットである「耐蝕性」を改善する事が出来たというわけです。
錆に弱い銅板のデメリットを改善したブリキですが、耐久性が低いというデメリットがありました。
プラスチック製のバケツとブリキのバケツ
バケツも最近はプラスチック製ばかりですね・・
食品缶詰
現在最もポピュラーなブリキ
そこでブリキの次に普及したのがトタンです。
トタンは、鉄に亜鉛がメッキ加工されており、錆びの浸食を防ぐ防食作用があります。
防食作用は、亜鉛が溶けることで効果を発揮します。
しかし亜鉛が溶けてなくなってしまうと防食作用がなくなってしまいます。
また、防食作用が高いトタンであっても、瓦屋根、モルタル外壁などには及ばず、
トタンの使用は一時的なものでした。
錆の浸食を防ぐ為に亜鉛加工したトタンは、亜鉛が溶けてしまう事が最大の弱点でした。
そこで登場したのが、ガルバリウムです。
ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカのベスレヘム・スチール社によって開発されました。
日本では、大同鋼板（現・日鉄住金鋼板）が、
ベスレヘム・スチール社とオーストラリアのジョンライサート社との技術提携より
1982年に初めて商品化されました。
ガルバリムは、銅板の弱点を克服してブリキ、
ブリキの弱点を克服してトタン、
トタンの弱点を克服してガルバリウムと進化した結果なんですね。
とはいえ、ガルバリムもパーフェクトではありません。
各メーカー更に良いものをと開発にしのぎをけずっているようです。
今回はこれまで。
次回は、デメリットを見ていこうと思います。
今日も「ブログ」をお読み頂き、ありがとうございました
「THE ガルバリウム鋼板」Vol.5でお会いしましょう！
ばいばい！(=ﾟωﾟ)ﾉ
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