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各務原市、岐阜市、美濃加茂市等で悪質な訪問販売業者が増えています!|屋根&外壁塗装専門店フィールグッド岐阜

塗装の豆知識 2021.12.13 (Mon) 更新

「岐阜県各務原市、岐阜市、美濃加茂市等で悪質な訪問販売業者が増えています!」

※これは岐阜市にお住まいのとあるお客様からのお悩み相談をもとに原稿作成をしています。

 

ピンポーン! 

秋が始まったと思った昼下がりにチャイムが鳴りました。

 

「近所に来た●●というものでして~、ご挨拶を兼ねて訪問しに来ました~」

どちらさん?新しく家に住まわれた方かなと思いながら、

(最初に、玄関まで出てきてもらうために、嘘を言ってくる手口が、現在横行しています。)

 

そして、玄関に出ると、

「近所で工事を行なっているのですが、そのご挨拶とご自宅の屋根が気になる点があったのでお声かけさせていただいたんですが~」と話が来ました。

 

そして、「屋根の点検だけだったら無料なので、調査だけでもしておきましょうか~?」という話が展開されました。

それならお願いしようかな。。。

この選択が地獄の始まりでした。

調査依頼してから10分ほどしたら、ピンポーンとまたチャイムが鳴りました。

 「点検が終わりました。屋根がすごい事になっていましたよ。僕が声掛けしていなかったら、雨漏りしているところでした。いやー声掛けして良かったな。このお家なら屋根の貼り替えが必要なので、200万円くらいかかりますがね~」と聞いてもいないのに、屋根の工事金額のことを話してきました。

そして、「今なら屋根の見積りも無料で作っているんですけど作ってみても良いですか?無料ですし、すぐに作成できるので~」と聞いてきました。

 

うさんくさいと思ったのでお断りしようと思い、

「今は大丈夫だから~」と話をしたところ、

「あ、ありがとうございます!いまは屋根の見積りを取るのに良いタイミングですよね~」と断っているのに、曖昧な言葉を逆手に取って、見積もりを取りたいという話に誘導されました。

あまりに強引だったので、「それなら見積もりだけでも、、、」とお願いしたのが後悔する原因です。

 

ピンポーン。ものの30分しないうちにチャイムが鳴りました。

「こんにちは!見積もりを作ってきました」

と先ほどの方がまたやってきました。

玄関に出ると、

「先ほど依頼された屋根工事の見積りを持ってきました。●●さんにすぐ見てもらいたいと思って、車の中で作成してきました。ぜひ見てもらいたいので、玄関でも構わないのでお家に入らさせて頂いて良いですか?」

と強引に家の中に入ってきました。

そして、玄関で話をすると思いきや、「お邪魔します。玄関だとあれなので、中でお話をさせてくれませんか?ちょっと寒くなってきましたもんね」とリビングに上がり込もうとしてきます。

「ちょっとさすがに困ります。」

とお断りすると、

「それでしたら玄関先で良いですよ。寒いですけど頑張りますね!」と恩着せがましく言ってきました。

私もここで完全にお断りすれば良かったと後悔しています。

「ご依頼いただいた屋根工事のお見積もりの件なんですけどね。屋根の傷みがこんな風に激しくて、釘が浮いているので~(記憶が曖昧です。時間にして30分は説明があったと思います)。それでこの金額になります。 」

220万円の見積もりを提示されました。今時、手書きの請求書で、字も汚く、焦って書いてきたのが分かります。

そして、すかさず、

「奥さんこれは高いと思います?安いと思いますか?」と質問されました。

「正直私は分からないです。」と答えると、

「私もそう思います。ちなみに屋根工事は200万円程度とお伝えした通りですが、これが150万円とか100万円とかだったら怪しいと思いませんか?」

といった質問がきました。

正直怪しいなと思ったので、

「私はやらないので」とキッパリお伝えすると、

「そうですか。でも、今の屋根の状態はこうで~、雨漏りして~、柱が腐って白アリが来て~」と恐怖心を煽る言葉ばかりを投げかけられました。

 

そして、「ご依頼いただいた屋根工事の見積もりはこれになりますので」と食い下がってきます。

さすがに、この時点で1時間ちかく経ち、

「もう遅いのでお断りします」と伝えると、

また同じ説明が繰り返されました。

そして、2時間が経ちました。

私は「正直迷惑です!何時だと思っているんですか!もう夕方ですよ!昼に来られてからご飯の支度とかあるし、主人も帰ってくるし」と伝えると、

「私も奥さんとお話をさせていただいて、これからご納得いただく時なんです。ご主人も帰ってこられるんだったら、ぜひお話をお聞きいただきたいのですが」と言ってきます。

そして、主人が帰ってきました。

「あ!主人おかえりなさい!奥さんから見積り依頼をいただいたので、屋根工事に関してお話をしているところです」

主人「工事なんてする話なんてあったっけ?」

「はい。奥様から依頼を頂いております!」

という勢いで、また1時間の説明がありました。

 

主人も仕事で疲れている中で相当滅入っているような感じがあり、

訪問販売の営業マンから、

「塗装会社の●●さんってご存知ですか?私のところはこだわって品質の高い良い工事をしているのに、これでも金額は安いんですよ。金額に自信を持って売っています。そして、今日決めてくれるんなら、屋根工事の見積りより、50万円引かせていただきます。上司に決済を仰ぎますが、これで納得してくれませんかね?

この地域でモニターになっていただけるとお安く工事できますし、せっかくのご縁なので、これを逃すと中々次の機会はないと思うので。私も上司から色々言われているので帰れなくなりますので。」ときました。

そして、

「分かりました。契約したら帰ってくれるんですよね?」と言うと、

「ようやくお話をご納得いただけましたか。ありがとうございます。私もご訪問して一生懸命、熱心にご説明させていただいた甲斐がありました。」と返答がありました。

心の中では、「やっと帰ってくれる。」

となぜか私が悪者みたいな感じで話が進められたことに嫌気がさしていましたが、、、

やっと訪問販売の営業マンが帰ってくれました。

ただ、私の夫はこのような契約に関して知識があり、訪問販売業者で、家で契約をした場合、8日以内ならクーリングオフができる事を知っていたので、クーリングオフをすることができ、訪問販売業者の被害はありませんでした。

 

そして、話の中で出てきた●●さんという業者を探すことにしました。

そしたら家の近くに屋根の専門店があることに気が付き、お問合せすることにしました。

以上。弊社にお問合せくださったお客様からのご相談内容でした。

いかがだったでしょうか。これは偽ることなく、岐阜市で実際に起こった訪問販売業者の事例です。

弊社にはこのようなお問合せが、毎月各務原市、岐阜市、美濃加茂市だけで10件以上電話がかかってきます。その内容は、大体同じです。

 

この訪問販売業者の事例から分かることは、訪問販売できた業者は選ばない事です。

 

ただ、訪問販売業者にも2種類いまして、

1つは地道な努力でお客様を開拓している訪問販売業者、もう一つは、テレビのワイドショーなどで話題になっている、悪質な訪問販売業者です。毎年増え続ける、外壁塗装、屋根塗装の悪徳業者による被害。その手口は巧妙です。

台本というマニュアルがあるかのように、狙った相手によってそのシナリオを使い分け、巧妙にアプローチを重ねます。悪徳業者は塗装に関しては専門知識がない素人集団ですが、どんなものでも売り込むことに関しては敏腕なプロの営業集団です。こちらをお読みいただき注意していきましょう!

防御法1「セールスお断り」のプレートを家の前に貼らない

岐阜県の各家庭の郵便受けの近くで見かける「セールスお断り」の文言プレートを付けていませんか?

不要な訪問販売は面倒くさいと理由もあってつけられているのでしょうが、

実は悪徳な訪問販売業者から見ると、「私はセールスに弱い」と伝えているようなものです。

「断れない」「売り込みに弱い」という事を伝えてしまい、「強引にいけば契約できる家」と思われてしまいます。

今回の方も同じプレートを家に付けていました。

「セールスお断り」のプレートを付けているお家は、訪問販売のターゲットになってしまう可能性があるので、
もし、このプレートを貼っているなら外すことをオススメします。

 

防御法2お年寄りの一人暮らしだと分かるものを家の外に置かない

外壁塗装、屋根塗装の悪徳な訪問販売業者にとっては、高齢者のお家を格好のターゲットにしています。

たとえば、傘立てにお年寄りが使うような傘が1本だけとか、杖が立っている場合、訪問販売業者に目をつけられやすくなります。

もしあなたのご両親やご親戚の方が、家に1人で住んでいる場合、なるべくそれを悟られないようにしてください。

 

なぜなら、外壁塗装、屋根塗装の悪徳な訪問販売業者は、大家族が苦手なのです。
特に、インターネットやスマートフォンなどで即座に情報を集めることができる世代が同居していると、自分の手口がすぐにばれてしまうからです。だから大家族を嫌がるのです。

そのため、傘立てにはたくさんの傘を立てておく事であったり、できれば若い人や子供が使うような傘を加えるなど、バラエティに富んでいるほうが効果的なので、それを設置するようにしましょう。

 

防御法3玄関に入れない

外壁塗装、屋根塗装の訪問販売の営業マンは絶対に玄関にいれてはいけません。

今回の方のように4時間粘られて根負けして、契約をすることになります。今回はクーリングオフできたので良いですが、普通はクーリングオフできる事を知らないので、お金を支払ってしまうことになります。

そのためmこちらからすれば、玄関に入れないことが最大の防御になり、インターホンで玄関の扉越しに応対しましょう。

 

もし、その訪問販売業者が外壁塗装、屋根塗装を勧める業者であれば
「親戚が工務店、塗装店だから、そこにお願いしています」と断ってください。これでほとんどの相手は退散します。

外壁塗装、屋根塗装に限らず、その他のセールスにも応用できますので、ぜひ使ってみてください!

 

防御法4その場ですぐに決めない

外壁塗装、屋根塗装の訪問販売の中には、良心的な業者がいないわけではありませんので、契約をしてはいけないと言っているわけではありません。
ただ即決だけはやめましょう。

自分の判断だけで決めるのではなく、必ず家族と相談するようにしてください。契約に至った場合でも、できれば家族に同席してもらい、ご本人とご家族が納得した上で契約することをお勧めします。

いくら外壁塗装、屋根塗装において緊急性をあおられても、大幅な値引きをされても、自分だけの判断で、その場で決めてしまうのは危険です。
外壁塗装、屋根塗装の悪徳業者はとにかく急いで契約させてきます。
即日契約、即日値引き、短期間工事、すぐに集金、工事が終わればさようなら。
取れるものは、すぐに取って、さっさとその場を立ち去ろうという、商魂たくましい訪問販売業者です。
そのための手抜き工事や塗料のごまかし、人件費や材料費の上乗せなどはお手のもの。

もし、身内やご親戚に一人暮らしの高齢者がいらっしゃるなら、時々様子を見たりお話を聞いたりして、注意を払ってあげてください。外壁塗装、屋根塗装に限らず、ご高齢の方は狙われやすく、実際にさまざまなトラブルに巻き込まれやすいのです。
ともかく、何の契約をするにしても、即決と独断、これだけは避けるようにしてください。

 

弊社にもし、外壁塗装、屋根塗装のご相談をされたい方は、お気軽にご相談ください!

 

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